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枇杷の種の利用法(安全性の高い)

今年の梅仕事教室の時に
お出ししている水菓子や、
レッスンメニューに枇杷の実を
使っていると、つい余談で枇杷は
葉だけじゃなく種も薬(民間薬)として
利用出来るんですよ、って。
つい、言ってしまいます(^_^;)
私はいつも度数の高いアルコール
(ホワイトリカーや焼酎)に漬けて
エキスを利用するのですが、
(主に消炎目的の消毒薬として利用。
たまに薄めて飲んだりも)
ちょっと気になる事もあって
調べてみました。
枇杷の実

化学的な話をすると、枇杷の種には
アミグダリンと言う青酸配糖体の
一種が多く含まれていて、アミグダリン自体に
毒性はありませんが、経口摂取すると腸内に
含まれている酵素、エムルシンにより体内で
加水分解され最終的にシアン化水素を生じます。
シアン化水素、すなわち青酸は動物にとって
致死性の毒物です。しかし加熱したり、
アルコールや塩、砂糖で加工すれば
その毒が分解される事が分かっています。

ちなみにアミグダリンは未成熟の梅、
つまり青梅の種にも多く含まれており、
昔から青梅をそのまま食べるの事は禁忌と
されていたのは、科学的にも正しかったんですね。

・青梅をすりおろし、加熱して作る梅肉エキス。
・アルコールに漬けていただく梅酒。
・砂糖漬けにしてエキスをいただく梅シロップ。
・そして塩漬けの梅干し。
どれもこれも科学的な裏付けのある
安全な食品です。

と言う事で枇杷の種も利用するなら
・度数の高いアルコールに漬ける
・塩漬け
・砂糖漬け
これらに加工して利用するなら
安全ではないかと思われます。
加熱に関しては、種を砕いて空煎りし、
粉末にするくらいしか思いつかないなぁ。
安全に関してですが、あくまでも食品として、
常識的な範囲内で摂取して下さい。

枇杷の葉に関してはH14.2.15に
岡山大学薬学部の吉田隆志教授らが、
枇杷葉から薬効のある抗ガン物質を
見つけ、その化学構造を特定し、
薬理作用も解明したと報じられています。
なので種にも何かしらの薬理作用の
ある物質が含まれているかも知れません。

【余談のつぶやき】
 アミグダリンの成分を抽出して
「ガンに効く!」と謳ったサプリメントが
出回っておりますが、科学的な根拠は無く、
健康被害の恐れもありますのでご注意ください。
大体、それだけでガンが治るんだったら
お医者さんなんて要らないし、軽々しく
「効く」なんて言っちゃだめだ。


※参考にさせていただいたサイト
・独立行政法人国立健康・栄養研究所
 アミグダリンの安全性


・抗がん治療の代替療法としてのびわ種服用に関する注意

・青酸カリが含まれる青梅を砂糖漬けや・・・
(質問内容自体に色々と勘違いがありますが、
この記事のベストアンサーはとても分かりやすいです。)
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テーマ : アロマテラピー・ハーブ・自然療法 - ジャンル : ヘルス・ダイエット

枇杷の葉の温灸

幼い頃から病気になったと言えば、
水疱瘡と・・・何だろう?
病院にはほぼ行った事がなく、
(病院に行くレベルの事にならない)
5年に1回くらい熱出すかな?程度の
そんな息子、18歳。
自分が病気だと言う状況に慣れていないせいか、
(単に鈍感と言う話もある・・・)、高熱が
出ている事も自覚出来なかった彼も、
年齢を重ねて体調が優れない事実は
自覚出来るようになったようです。
久々のダウン。目が死んだ魚のよう。

と。
そう言う親の私も。
彼が「体調不良だ!」と確信するまでに
少し時間がかかりまして。
最初はストレス?軽い鬱かな・・・?
受験生活真っ只中、もう入学決定してる
同級生もいたりして、模試の成績の事とか、
色々焦ったり悩んだりしての、アレかしら?
なんて(^_^;)

「しんどい」って言葉には色んな意味が
含まれているんだなぁと、改めて
感じた次第です。

ここまで来ると、我が家でのホームケアは
枇杷の葉を使った温灸。
何てったって温灸はダントツの即効性。
枇杷の葉のつるつるした方を下にして、
その上に燃えない紙と布を重ねて敷き、
更にその上から太もぐさを、基本のツボと
症状別のツボをに押し当てるのですが、
みるみるうちに顔に生気が戻って来て、
目に輝きが! 恐るべし自然の力、そして
人体の不思議。
枇杷の葉

人らしく、健やかな生命活動を送るために
必要なものは、質の良い睡眠と
体に負担をかけない食事、
これに尽きます。
健やかなる肉体に健全な精神は宿る。
体の不調は心の不調、そしてまた逆も真なり。
ですね。

枇杷の葉の温灸は太もぐさ等、専用のものを
使うので敷居が高いかも知れません。
初心者の方には、同じ枇杷の葉を使う
「こんにゃくの温湿布」をオススメしています。
こちらも手当した後はぐっすり眠れて、
翌朝の体が軽くなりますよ。

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漢方に学ぶ 春の花粉症対策

3月に入って早々、予想を上回る寒波が!と思ったら
気温がこれからぐんと上がるとの予報。
いよいよ本格的に春が始まりそうですね。
さて今回の「漢方に学ぶ」は、先日の記事で
書きそびれた春の花粉症対策のお話です。

以下は前回のおさらい。
*************
漢方養生の記事ではおなじみの、自然界から
体に入る病気の原因「六淫」。強い風の吹く春は、
冬に引き続き「風邪」の影響を受けやすい季節。
風邪は他の様々な邪気と一緒になって体内に
入り込むと言う特性があり、例えば花粉症はこの
風邪が花粉を運んで体に入り込む事が原因で
起こると中医学では考えます。

こうした邪気が入らないようガードする役割を
果たしているものを中医学では衛気(えき)と
呼びます。衛気は体を守る抵抗力のようなもので、
皮膚や鼻・のどの粘膜などの身体の表面に
バリアのように存在して、邪気の侵入を防いでいます。
*************
ここまでの内容を踏まえて、↓続きます。

体内の「衛気」が不足すると花粉が入りやすくなり、
結果として目のかゆみや鼻水、くしゃみなどの
アレルギー症状が現れます。逆に衛気が充実していれば、
花粉症の症状を改善する事も出来ます。

花粉症対策は、「根本的な体質改善」と
「症状を抑える養生」の2つの柱があります。
まずは根本的な体質改善から。

普段から風邪をひきやすい、胃腸が弱い、
疲れやすい等の不調を感じている人は
「肺」や「胃脾」が弱って「衛気」が不足しがち。
ストレスや睡眠不足、食生活の乱れなど、
生活の不摂生も「衛気」の不足を招きます。
リラックスして十分な睡眠を取り、バランスの
取れた食事を摂って、生活習慣を整えるように
しましょう。
食の養生としては、不足した「衛気」を養う
大豆製品(豆腐・湯葉など)、白ごま、くこの実、
なつめ、米、もち米、かれい等を意識して
メニューに取り入れると良いでしょう。

次に花粉症の症状別のケアを。

◇皮膚に出るタイプ
中医学では皮膚と「肺」はつながっていると考え、
花粉が体内に侵入すると「肺」の機能が低下して
炎症を起こし、皮膚にかゆみや赤みが現れると
言われています。

[主な症状]
皮膚の赤み、かゆみ(特に顔や首に出やすい)・
熱っぽいなど

[食の養生]
体表の余分な熱を取り除く食材を。
トマト・きゅうり・たけのこ・春雨・もやし等

◇目に出るタイプ
白目は「肺」とかかわりの深い臓器のため、
花粉が体内に入ると皮膚の項と同様に
炎症を起こして目のかゆみや充血が起こると
考えられます

[主な症状]
目のかゆみ・充血、まぶたの腫れ・赤み
[食の養生]
菜の花・ふき・クレソン・たらの芽・セロリ・
菊花茶等

◇鼻に出るタイプ
みずっぽくさらさらとした鼻水が出る場合は
邪気が体内に入ったばかりの初期症状に
起こります。冷えの症状でもあるので
食事や服装であたためて。
粘りのある鼻水は症状が長引き、熱を持って
炎症を起こしています。

[主な症状]
冷えから: 水っぽい鼻水、くしゃみ、鼻がかゆい、
       体が冷える
熱から: 鼻水に粘りがある、口やのどが渇く

[食の養生]
わけぎ・みつば・春菊・しょうが・ごぼう・はと麦・
新たまねぎ・しいたけ等

菜の花どんぶり
【写真はレシピライブラリーより
菜の花どんぶり

花粉症の症状を軽くするためには、メガネやマスクで
ガードしたり、衣服に付いた花粉を払い落したりと
物理的な対策もとても大切です。
食事は胃腸に負担のかかる脂っぽいもの、
甘いものの食べ過ぎに気を付け、新鮮な野菜
(生だけでなく、火を通したものもたっぷりと)を
摂るように気を配りましょう。

テーマ : 漢方・東洋医学 - ジャンル : ヘルス・ダイエット

漢方に学ぶ 冬の養生3

気がつけば暦は雨水、三寒四温と言う言葉が
ぴったりの季節になりました。が、冬の養生の
お話をするにはちょっと微妙(^_^;)
今回は本格的な春に向けての対策と免疫力upの
お話に絞って、冬の寒さ対策の続きはいつか
またの宿題と言う事で・・・。

さて漢方養生の記事ではおなじみの、自然界から
体に入る病気の原因「六淫」。強い風の吹く春は、
冬に引き続き「風邪」の影響を受けやすい季節。
風邪は他の様々な邪気と一緒になって体内に
入り込むと言う特性があり、例えば花粉症はこの
風邪が花粉を運んで体に入り込む事が原因で
起こると中医学では考えます。

こうした邪気が入らないようガードする役割を
果たしているものを中医学では衛気(えき)と
呼びます。衛気は体を守る抵抗力のようなもので、
皮膚や鼻・のどの粘膜などの身体の表面に
バリアのように存在して、邪気の侵入を防いでいます。

ストレス過多で美食に偏りがちな現代人は、
健康の基本のひとつであるこのバリアが低下しがち。
本格的な春が来る前に体内の「気」「血」「水」の
バランスを整え、体と心を健やかに保ちましょう。

意識したい整えたい内容は、その主な症状別に
大きく3つ。おすすめの食材も合わせてご紹介しましょう。

◇血の不足(血虚)
[主な症状]
めまい・月経不順・手足の冷え・動悸・
精神の不安定など

栄養素を豊富に含む「血」は全身の臓器や
組織に栄養を運び、潤いを与えたり体を
温めたりします。また精神を安定させる
働きも持っています。
「血」が不足すると各臓器・組織は栄養失調の
状態になり、疲労感や不眠、皮膚の乾燥、
手足の冷えなどの症状が現れるようになります。
特に女性は月経のたびに「血」の不足を招きがち。
「血」の不足は婦人科系のトラブルにつながりやすいので、
特に注意したいものです。

[食材]なつめ・クコの実・レーズン・プルーン・
レバー・鶏肉・うなぎ・黒砂糖・たまご等

◇気の流れの停滞(気滞)
[主な症状]
憂鬱・不安・胃もたれ・胃痛・下痢または便秘
怒りっぽい・胸苦しさ・月経不順等

中医学ではストレスは「肝」を傷つけると考えます。
「肝」は気=生命エネルギーの流れをスムーズにし、
更に胃腸の働きをバックアップするように働いています。
出来るだけストレスを避けたり、受けたストレスは
上手に流す事が大切です。

[食材] レモン・梅干し・春菊・セロリ・ハーブ類・
菊の花茶・ジャスミンティー等

◇気の不足(気虚)
[主な症状]
風邪をひきやすい・疲労・倦怠感・
食欲不振・腰痛・冷え性等

生命エネルギーである「気」は体内に異物を
入らせないバリア=衛気(えき)を作ります。
「気」が不足するとそのバリアの力が弱くなって
花粉に反応しやすくなるだけでなく、息切れ、
食欲不振、体力低下による風邪などの
不調が現れやすくなります。
胃腸を整えてバランスの良い栄養を
しっかりと摂るよう心がけましょう。

[食材]大豆製品・じゃがいも・かぼちゃ・豚肉・
牛肉・羊肉・鶏手羽先・白ごま・黒ごま・くるみ・
松の実等

豚肉とじゃがいものカムジャタン風

【写真はレシピライブラリーより
豚肉とじゃがいものカムジャタン風

より良い生活環境を作るには、
1.睡眠をしっかり摂って不足しがちな「気」「血」を補う。
2.適度な運動で「気」のめぐりを良くする。
3.入浴で体を温める
この三本柱。
更に友人や家族との他愛の無いお喋りや、
美味しい食事を楽しんだりと、毎日を心地よく過ごす
「何か」がある事も非常に大切です。
環境は自分自身で作って行けるもの。小さくても日々の
楽しみを見つけて、ストレスを溜めない生活を
意識してみましょう。

さて、春から始まった漢方に学ぶ・季節の養生のお話も
今回で一応終了となります。ですが。書ききれなかった事、
図らずも宿題になってしまった内容もあり、私としてはとても
不完全燃焼な感じ。よって引き続き漢方的養生のお話は
続けて行きたいと思います。
さしあたっては今回書ききれなかった花粉症対策の
お話を早急に!
みなさまどうぞ引き続きお付き合い下さいませ。

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漢方に学ぶ 冬の養生 2

暖冬・暖冬と言われる中、今年も大寒を迎え、
ようやく冬らしくなったのは良いのですが、今度は
今世紀一番の寒波がやって来る!・・・と。
これもエルニーニョの影響?寒さが苦手な私は、
お手柔らかにお願いしたいものです。

さて冬の養生、今回は冬の寒さ対策のお話。
中医学ではそれぞれの季節の特徴に合わせた
養生法があるのですが、冬のテーマは「蔵する」。
物事すべてが静かに落ち着いている「陰」の
季節である冬は、活発に動いてエネルギーを
消耗するのは控え、「蓄える」事に重きをおいて
過ごす事が良いとされています。

さて、そんな冬は人の体調を崩させるような
要因になるものが実に多くあります。中医学では
病気を引き起こす要因の事を「病因」と呼び、
体の外側で発生したものは「外因」、自分自身の
体の中から発生するものは「内因」と言います。

冬の冷えは、「六淫」の「寒邪」と言う邪気が
体に入る事で起こる外因によるもの=「外寒」と、
寒さによる「陽気」、言わばエネルギー不足で
体の機能が低下して起こる「内寒」=内因に
よるものがあります。
「外寒」は前回お話したカゼや関節の痛みなどを
引き起こし、「内寒」は起こる場所によって
大きく4つの症状を引き起こします。今回はその
症状別の対処法と、おすすめの食材をご紹介しましょう。

◇肺の陽気不足
寒い時期の息切れや咳は、肺のエネルギー不足から
起こるもの。カゼをひきやすい状態でもあります。
冷えを取り除いて全身にエネルギーを補うような
食事を心がけましょう。
[食材] しょうが、ねぎ、百合根、豚ヒレ肉、シナモンなど

◇胃脾の陽気不足
消化器系のエネルギー不足から起こります。内寒の
症状では比較的多くみられます。胃やお腹の痛みや
冷え、下痢、軟便などを引き起こします。
胃腸の冷えを取り除いて温め、働きを整えましたょう。
[食材] かぼちゃ、山芋、大豆、黒砂糖、鶏ささみなど

◇腎の陽気不足
腎のエネルギーが不足すると腰の冷えや腰痛、
めまい、耳鳴りと言った症状が現れます。
生命を維持するエネルギー源を蓄える
「腎」を養うのは冬の養生の基本。冬の間に腎を
しっかりとチャージしておく事は、春を健やかに
過ごせる事につながります。
[食材] くるみ、黒ごま、黒きくらげ、松の実、ごぼうなど

◇心の陽気不足
心のエネルギーが不足すると、動悸や息切れ、
顔色の黒ずみと言った症状が現れます。狭心症などに
つながる事もあるので血行を良くし、心を養いましょう。
[食材] らっきょう、シナモン、小麦、鶏はつ、牡蠣など

長いものポタージュ
【写真はレシピライブラリーより
長いものポタージュ

冬の寒さから体を守る一番のポイントは、とにかく温める事。
特に頭、背中、足の3か所を重点的に温めると良いでしょう。
頭が冷えると頭痛の原因に、背中が冷えると腰、背中、
関節の痛みの他、内臓の不調にもつながります。
また足が冷えると呼吸器系に影響が出て、カゼを
ひきやすくなります。帽子やブーツなど衣類だけでなく、
使い捨てカイロ等も上手に使って、大寒波にも負けないよう
しっかりと備えましょう。

次回は今回書ききれなかった冷え改善のお話と、
春に向けての対策、免疫力upのお話などを
したいと思います。

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プロフィール

うっかりねこ

Author:うっかりねこ

国産オーガニック素材で
作る、家庭料理とお菓子の
小さな教室を主宰しています。
2001年開設のWeb site
「やさしい食卓」にて毎月
オリジナルレシピを公開中。

1男1女、大学・高校生の母。

レシピサイト
http://www7.plala.or.jp/dining/
Moon Age
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